コクリュウ(オフィオポゴン)

科名:スズラン科(ユリ科)
属名:ジャノヒゲ属
学名:Ophiopogon planiscapus
和名:オオバジャノヒゲ
英名:
性状:常緑多年草
原産地:日本
用途:花壇、鉢植え、コンテナガーデン、寄せ植え
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
開花期
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
販売期
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 特徴

オオバジャノヒゲは葉も花もジャノヒゲに似てますが、一回り大きい種類です。特に多く使われるのは、黒っぽい独特の葉色をした品種の「黒竜(コクリュウ)」です。ジャノヒゲと同様に、庭園の下草として、日陰の芝生のような使い方もできるので、古くから広く利用されていますが、寄せ植えなどにも好適です。

 育て方のポイント

 株の選び方

葉の色艶が良く、株元がぐらつかない、しっかりしたものを選んでください。

 置き場所

耐寒性は抜群ですので、一年中、戸外で、大丈夫です。日向から日陰まで、場所を選ばないので、寄せ植えやグランドカバーにもってこいの植物です。

 水やり

とても簡単で、たまに水遣りを忘れたり、水をかけすぎたりしてしまっても、随分、耐えられます。しかし、あまり頻繁にそのような管理を続けてしまうと株も弱ってきてしまいます。

 植え替え

根はそれほど旺盛に張らないので植え替えも一年に一度くらいで、良いかと思います。

 肥料

生育期(3〜6月)と(9〜11月)に緩効性の肥料を少量与えるだけで大丈夫です。

 殖やし方

株分けで殖やしますが、一年に二芽か三芽しか増えないので、一年に一度だけ(9〜10月)か(4〜5月)しかできません。その他、花が咲き終わった後に黒い実をつけますので、その実を蒔いても発芽する可能性はありますが葉が緑色のものばかり出てくることがあります。

 その他

コクリュウ(黒竜)は一般的に"竜のひげ"と呼ばれているグランドカバー植物の枝変わりであるため、栽培管理中に葉が、黒でなく、緑にもどってしまうものもあります。その場合は緑に戻った部分を摘み取るのがよいでしょう。