マーガレット

科名:キク科
属名:アルギランテマム属
学名:Argyranthemum frutescens
和名:モクシュンギク
英名:marguerite
性状:常緑多年草
原産地:カナリア諸島
用途:鉢植え、コンテナガーデン、庭植え
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
開花期
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
販売期
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 特徴

マーガレットといえば白の一重咲きの清楚な花を思い浮かべますが、最近は改良が進み、白、ピンク、赤などいろいろな花色のものが出回るようになりました。また花の咲き方にも八重咲き、丁字咲きなど、多種多彩になってきました。早春には欠かせない鉢花ですが、丈夫で育てやすく、寒さにはかなり強いので、庭植で楽しむこともでき、初めての方にも手軽に楽しんでもらえるお花です。花は4〜5月ごろに多く咲きます。しかし、四季咲き性の性質を持っているので、夏は高温、冬は低温のために減りますが、いつでも開花します。店頭に並ぶのは、12月から5月までとたいへんに期間が長いのも特徴です。

 育て方のポイント

 株の選び方

茎が伸び過ぎず、しまった生育をした、花蕾数の多い株を選びます。

 置き場所

日当たりのよい場所に置きます。耐寒性がとてもよいので冬でも戸外で鑑賞できますが、生産の段階では殆どのものが加温栽培されているので、戸外に出すまで徐々に慣らすようにしてください。霜には当てない方がよいでしょう。寒冷地では冬は冬は明るい室内に入れて越冬するのがよいでしょう。

 水やり

鉢土の表面が乾けばたっぷり与えます。かなり水を欲しがる植物で、極度の水分不足は下葉の黄化の原因となります。しかし、寒い時期は、植物自体もそれほど活発に生長はしないので、控えめにしてください。あまり与えすぎると根腐れするので注意します。庭植ではよほど乾いたとき以外はあまり水を与えない方がよいでしょう。

 開花後株の管理

色あせて終わった花をいつまでも、そのままにしておくと、植物自体の体力を奪ってしまうので、こまめに取り除いてください。

 植え替え

張るに生長が活発になると、購入したままの鉢だと、根づまりをしている可能性もありますから、ひとまわり大きい鉢に植え替えるか、地植えにすると良いでしょう。

 肥料

寒い時期はあまり生長しないので、肥料は控えて下さい、しかし、4月頃からは、植物もとても元気にすくすく育つので、肥料(市販の化成肥料 例/N:P:K=10:15:10)も少しずつ増やしていってください。肥料不足は下葉の黄化の原因となります。

 夏の管理、刈り込み

暑い夏はマーガレットも好きではありません、夏の暑い間は、花も一休みしますので、思いきって刈り込むものもよいでしょう。地植えにした場合は、梅雨前に刈り込んでおいたほうが良いでしょう。秋、涼しくなった頃から再び花を咲かせる品種もあります。しかし、あまり大株になるのが困るようなら、秋、寒くなる前にもう一度、思い切って刈り込んでください。目安としては、(地上部より20〜30cm)くらいです。夏を越し秋を越したマーガレットは、非常に強くなっています。冬になっても、暖かい地方でしたらそのまま戸外でも十分耐えられます。もし、寒さで地上部が枯れてしまっても、地中の中で宿根するはずなので、春になれば再び新芽が出てきて花を咲かせてくれます。

 殖やし方

挿し木で増やすことが出来ます。9月ごろか、5〜6月ごろが適期です。
※パテント品種ですので、営利目的での増殖は禁止します。


コメットピンク ソレミオ サマーソングホワイト ブライトカーマイン
サマーソング ボーダーピンク ボーダーホワイト メテオールレッド