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特徴 もともと、ハーブゼラニュームの仲間ですが、ヨーロッパで品種改良され、これまでにない変わった草姿のゼラニュームです。
新葉が成長するにしたがって、球状に丸くなり、なんともいえない、ユニークな姿になります。もちろんハーブの名の通り、香りも楽しめます。生産の段階でピンチ(剪定)せずにツリー状に仕上げる事も出来、別名:ツリーゼラニュームとも呼ばれています。管理は比較的、簡単でかなり乾燥にも強い植物ですので、水の遣り過ぎに注意してください。
春と秋は戸外でも大丈夫ですが、真夏と冬は室内での観賞をお奨めします。
室内での置き場所ですが、暖房やクーラーなどの当たらない玄関などが最適です。インテリアとしてお気に入りの容器に植え替えたり、他のグリーン(観葉植物)と合わせてみるのもおもしろいですよ!あなたのセンスの見せ所です。玄関に置けば玄関先に広がるほのかな"シトラス系の香り"もまた、心を和ませてくれるはずです。
春の暖かい時期は戸外におけますが、雨が続くような時は球状の葉に水が溜まってしまうため、病気の要因になるので、雨宿りさせてあげてください。
株が大きくなりすぎるようでしたら、お好みの大きさ(部位)にてピンチ(剪定)してみてください。あなただけのオリジナル"ボントローサイ"が出来上がります。
育て方のポイント
株の選び方 葉数が多く、よくしまった生育をして、花蕾の多い株を選びます。下葉が黄色く変色しているものは避けます。
置き場所 鉢植えで観賞するときは明るい室内で差し支えありません。しかし、陽光を好むので戸外が最適です。
水やり 鉢植えの場合、表土が乾いたら水を与えます。やや乾燥気味を好み、多すぎると根腐れを起こします。
開花後株の管理 開花盛期が過ぎれば枝先を3分の1ほど切り詰めて、株を再生させます。真夏は開花数が減りますから、この作業は8月ごろが適期となります。秋には再びよい花が咲きます。越冬株は3月ごろ、半分ほどの高さに切りつめ、古い枝や弱い枝は切り捨てます。5月には新芽の先に花が咲きます。
植え替え 挿し木後、約1か月で4号鉢に植え替えます。伸び始めたら摘心して枝を殖やします。開花し始めれば花壇に植えるのもよいでしょう。越冬株は3〜4月ごろ一回り大きな鉢に植え替えます
肥料 生育期間中は液肥の1000倍液を月1〜2回施します。
殖やし方 殖やすのは挿し木か種まきです。ただし、種まきは実生(種子繁殖)系品種だけです。ほとんどが一代交配種ですから、種子は購入します。4月にまけば秋には十分に開花します。挿し木は全ての品種でできます。適期は4〜6月で、茎の先端を3枚程度の葉を付けて切り取り、下の葉を1枚落として挿します。
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