コルディレネ オーストラリスム

科名:リュウケツジュ科
属名:コルディリネ属(センネンボク属)
学名:Cordyline australis
和名:ニオイシュロラン
英名:cabbage tree
性状:常緑高木
原産地:ニュージーランド
用途:寄せ植え、コンテナガーデン、庭植
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
販売期
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 特徴

高さ10m前後になる高木性で、幹の基部が膨らみます。葉は緑色ですが、品種の「アトロプルプレア」は葉の基部と裏面の主脈が紫色になります。これが観葉植物として出回ってます。最近は幼植物を寄せ植え用の素材として使われます。暖地では庭園樹としても使います。

 育て方のポイント

 置き場所

明るい状態を好みます。しかし、夏はやや半日陰が適します。

 水やり

生育期には用土が乾けば十分に水を与え、葉水もよく与えます。葉水は葉の色つやをよくし、ハダニを予防する効果があります。ハダニがつきやすい植物で、発生すると葉の色に生気がなくなります。冬はやや控えめにします。

 温度・越冬

生育適温は20〜30℃です。耐寒性は比較的強く、0℃くらいまで耐えるので、普通の室内なら問題ありません。暖地では庭植が可能です。夏はなるべく涼しく管理します。

 植え替え

5〜6月が植え替えの適期です。2年に1回が目安ですが、株が大きくなったら一回り大きな鉢に植え替えます。

 肥料

夏の生育期には緩効性肥料を2ヶ月に1回ぐらいの割合で置肥します。肥料が多すぎると斑がぼけてきます。

 殖やし方

地下茎の根伏せか挿し木で殖やします。地下茎は3〜5cmにきって、伏せ込みます。挿し木は茎を5〜7cm程度に切って上下を間違えないようにして挿します。適期は5〜7月です。