ガーデンカラジウム

科名:サトイモ科
属名:カラジウム属
学名:Caladium ×hortulanum(=C.bicolor)
和名:ニシキイモ
英名:common caladium
性状:多年草(球根植物)
原産地:アマゾン流域(園芸種)
用途:鉢植え、花壇植え、コンテナガーデン
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
開花期
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
販売期
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 特徴

ハート状の葉に、白や赤の繊細な網目模様が鮮やかに入る美しい球根植物です。涼しさを感じる夏の観葉植物として有名です。葉の斑入り模様はいろいろ豊富にあり、品種はたいへんにたくさんあります。高温性の植物ですから、冬は球根の状態で過ごします。
  ガーデンカラジウムは球根を植え付けて、すぐに露地で栽培管理をして、自然の環境に十分に慣らしたものです。だから、花壇に植え付けても日焼けなどはしないで丈夫に育ちます。室内観賞用の観葉植物として流通しているものもありますが、これは温室育ちで、花壇に植えると急に戸外の強い光に当たるので日焼けすることがありますが、始めからガーデンカラジウムとして戸外で栽培したものは、購入後すぐに花壇などに植え付けても日焼けの心配など無く、戸外で十分に楽しむことが出来ます。当園では丈夫なカラジウムを生産するよう心がけています。

 育て方のポイント

 株の選び方

しっかりと生育したものを選びます。ラベルなどにガーデンカラジウムと記載されているものをお選び下さい。

 置き場所

極端な日陰でなければ戸外のどの場所でもかまいません。室内で観賞される場合は明るい場所に置いて下さい。光が弱すぎると葉が伸びてだらしない姿になります。

 水やり

乾燥を嫌うので、水はやや多めに与え、乾かないように注意して下さい。

 植え替え

購入後、鉢の状態で観賞される場合は一回り大きな鉢に植え替えるとよいでしょう。コンテナなどに植えられる場合は早めに植え替えされることをお勧めします。

 肥料

肥料を与えなくても育ちますが、緩効性化成肥料を少し与えるとよく育ちます。

 秋以降の管理

秋になって10℃以下に温度が下がると葉は黄変し地上部は枯れます。そのようになれば地上部を刈り込み、鉢植えの場合は鉢ごと、地植えの場合は周りの土が着いたまま、ビニールで包み、暖かい室内に持ち込み休眠の状態で越冬させます。10℃以上は必要で、5℃以下では球根が腐ってしまいます。水はまったく与えません。5月になれば、球根を掘り出し、新しい用土で植え付けます。このとき、球根の腐っている部分があれば、切り除きます。

 殖やし方

球根の分球で増やします。